一つの居室内のスロープまたは階段を通過するように、避難経路を設定して計算を行いたい場合 [文書番号 : 00051]

概要
一つの居室内のスロープまたは階段を通過するように、避難経路を設定して計算を行いたい場合の説明です。
質問
一つの居室の床に段差がある為スロープと階段を配置しています。
スロープまたは階段を通過するように避難経路を設定して計算を行いたい場合は
どのように設定すればよいでしょうか?
回答
  • 一つの部屋の中で段差やスロープがある場合は、その機能が無いため、
  • 「乗り越え困難な壁」を使って代用しています。
  • 段差の部分に「乗り越え困難な壁」を」作って、行き来を阻止し、
    階段部分を開けて、階段を通るように歩行を誘導します。

  • 問題は階段部分で歩行速度が変わるのに対応できないことです。
    また、階段、スロープ共に歩行距離は斜めの距離になります。これも対応できません。
  • 一般に1m程度の段差やスロープならばその差は数秒なので、
    避難時間に余裕があればコメント程度でもいいと思います。 (手計算での避難経路設定は簡略的なので数秒の誤差は簡単に生じます。
    従って、それほど神経質ではないと思いますが、検査機関によります。)

  • あるいは、誤差の分を何処かで蛇行させて加える方法が考えられます。
参考
階段やスロープを正確に計算した場合の歩行時間の差[sec]




文書情報

製品カテゴリ: 避難検証法 最終更新日: 2021-01-20
バージョン: 避難検証法,
文書番号: 00051
分類: 操作


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