片持ちスラブを『片持スラブ』で入力した場合と『特殊はり荷重』で入力した場合とで何か大きな違いがありますか。 [文書番号 : DOCR00877]

概要
計算機能について回答します。
回答
2次診断で用いる弾性解析にはいずれも梁荷重項として考慮されるために特に大きな違いはありません
モデル化意図に応じご利用ください。


『片持スラブ』で入力した場合
出の長さ、スラブ厚、仕上げ荷重のように形状を指定できます。
また、片持ちスラブ上に雑壁の配置が有る場合は、自動的に荷重として梁荷重項、柱軸力に考慮することができます。

『特殊はり荷重』で入力した場合
はりの軸上に指定した荷重形タイプに応じ任意の荷重配置で梁荷重項、柱軸力に考慮できます。

【出力】
グラフィック出力
項目:9.4.6 各層節点重量の内訳:節点毎に考慮した片持スラブ、特殊はり荷重を確認できます。


操作
『片持スラブ』
1)[基本データ入力]→[片持ばり・スラブ]→[片持スラブ部材の入力]より片持スラブ部材を登録します。※1
2)[基本データ入力]→[片持ばり・スラブ]→[片持スラブ部材の配置]より[配置]ボタンを押し1)で登録した片持スラブ部材を配置します。

『特殊はり荷重』
1)[構造計算共通条件]→[特殊荷重]→[特殊はり、柱荷重]→〔柱(直接入力)〕タブ より特殊はり荷重を登録します。※1
2)[構造計算共通条件]→[特殊荷重]→[特殊はり荷重配置]より[配置]ボタンを押し1)で登録した特殊はり荷重を配置します。

※1入力画面の[ヘルプ]ボタンを押すと入力の説明を確認できます。

参考
RC/SRC/S造建物の一貫構造計算 BUS-6 Ver.1.0概要編
2020 年 4 月 第8 版発行
項目:5.1.2.1 部材の自重計算 □片持スラブ
項目:5.1.6 特殊荷重の取り扱い





文書情報

製品カテゴリ: DOC-RC/SRC 最終更新日: 2020-11-06
バージョン: DOC-RC/SRC[All],
文書番号: DOCR00877
分類: 計算方法


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