CFT柱は診断計算に考慮できますか。 [文書番号 : DOCR00871]

概要
自動計算の対象外となります。
回答
CFT柱は診断基準に明記されていないためDOC-RC/SRCでは自動計算できません。

診断者判断となりますが、計算するためには、充填の鋼管柱に等価剛性になるようなSRC柱の十字形などにモデル化して頂いて、診断計算に入ってからは手計算されたCFT柱の耐力・F値の直接入力が必要です。

【操作】
柱耐力の直接入力
[耐震診断]→[部材耐力]→[柱耐力直接入力(2次診断)] より
グルーピングに考慮する部材耐力の直接入力を行えます。

F値・破壊タイプの直接入力
[耐震診断]→[部材指定]→[F値の直接入力]より
部材毎のF値・破壊タイプの直接入力を行えます。


注意
S造の柱符号でCFT柱を配置しSRC造の診断計算を実行した場合
下記のメッセ―ジを出力し耐力の集計対象外とします。ご注意ください。

警告メッセージ
『DW604:診断階に配置された枠付き増設ブレース以外のS造鉛直部材(既設ブレースを含む)の耐力は集計に含み ません。』





文書情報

製品カテゴリ: DOC-RC/SRC 最終更新日: 2020-09-24
バージョン: DOC-RC/SRC[ver.9.x],
文書番号: DOCR00871
分類: 計算方法


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