「文字囲み」コマンド
「文字囲み」コマンドを実行し、図名や室名、レベル表記などの文字列を左クリックすると、文字列のサイズにあわせて文字列を囲むように図形が作図されます。
囲み図形と文字列との上下左右の空き、囲みのサイズ指定、二重線も設定できます。
単一選択モードでは、1つの文字列に対し、ワンクリックで囲み図形を作成できます。
その他の図形選択モードでは、選択した複数の文字列に対して、一括で囲み図形を作成できます。
「文字囲み」コマンド 作図例
上下左右の空きをすべて同じ数字に設定したい場合、1つの欄に数字を入力し、その数字の左側の[=]ボタンを[Ctrl]キーと[Shift]キーを押しながらクリック
することで、残り3つの欄に同じ数字が設定されます。
また、上下左右の空き設定をすべて外したい場合は、[Ctrl]キーと[Shift]キーを押しながらチェックボタンをクリックすることで、上下左右すべての空き設定の
チェックが外れます。
「文字囲み」コマンド 囲み図形と文字列との上下左右の空きの設定
対象となる文字列を独立したレイヤにしておけば、レイヤ選択モードで対象の文字列をクリックするだけで、同じレイヤの複数の文字列に対して一括で、
文字囲みの図形が作図されます。
レイヤのほかにグループやカラーなどの属性選択でも同様に一括での作図ができます。
「文字囲み」コマンド レイヤ選択による一括作図
(1)「文字囲み」コマンドを実行 (2)レイヤ選択モードに切換 (3)文字列を選択
(同じレイヤの文字列全てに囲み図形を作成)
「文字囲み」コマンドは、DRA-CAD14より追加された機能です。
作図作業の効率化にお役立ていただければと思います。