材料データの直接入力【鉄骨】で入力する許容応力度について [文書番号 : BUS00934]

概要
材料データの直接入力【鉄骨】で許容応力度が直接入力された時に、計算で用いられる許容応力度について説明します。
解説
材料データの直接入力【鉄骨】で、許容応力度が直接入力された時に、計算で用いられる許容応力度についての概要。
・Sはりに於いては、許容応力度の入力値か入力F値から求めた計算値の小さい値が採用値になります。
・S柱は基本的に入力値が採用値となりますが、H形鋼の強軸断面は、はりと同様に入力値か計算値の小さい値を採用とします。
詳細
許容応力度の計算で「材料データの直接入力」は以下の内容で考慮しています。

・許容曲げ応力度「fb」
【 Sはり 】
  fb = min ( 計算値、直接入力値 )
【 S柱 】
 箱形、角形鋼管の場合
  fb = 直接入力値
 H形鋼の場合(強軸)
  fb = min ( 計算値、直接入力値 )
 H形鋼の場合(弱軸)
  fb = 直接入力値

・許容圧縮応力度「fc」
【 Sはり 】
  fc = min ( 計算値、直接入力値 )
【 S柱 】
  fc = 直接入力値

・許容せん断応力度「fs」
【 Sはり 】・【 S柱 】ともに
  fs = 直接入力値が有る場合は直接入力値

F値の直接入力がある場合は直接入力のF値から計算します。




文書情報

製品カテゴリ: BUS-6/5 / 基礎構造 / COST 最終更新日: 2016-12-08
バージョン: BUS-5[ver1.x],
文書番号: BUS00934
分類: 計算方法


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