結露対策等級 RC造内断熱の場合の対策の要件をクリアする方法 [文書番号 : SAVE00105]

概要
結露対策等級の要件の1つである、RC造内断熱の場合の対策の要件をクリアする入力方法を解説します。
詳細
RC造内断熱の場合の対策としては、室内空気が断熱材とコンクリート躯体の境界に流入しないようにすることが求められています。

断熱材施工基準
等級
4 鉄筋コンクリート造等の住宅を内断熱工法により施工する場合にあっては、断熱材をコンクリート躯体に全面密着させるなど、室内空気が断熱材とコンクリート躯体の境界に流入しないようにすること。
3
解説
SAVE-住宅においては、下記いずれかに該当すれば、RC造内断熱の場合の対策の要件をクリアすることができます。
  • RC造内断熱でない
  • RC造内断熱の場合は、使用している外皮材料のすべてで、層構成の構成材料で、コンクリート躯体のすぐ内側に【断熱】に指定した材料を使用している
補足
コンクリート躯体とは、下記いずれかに該当するものです。
  • a) 層構成の構成材料で、材料一覧の[種類]が「コンクリート系材料」である材料を【躯体】としている
  • b) 層構成の構成材料で、材料名に「コンクリート」を含む、または「押出成形セメント板」という材料名の材料を使用している
  • c) 層構成の構成材料で、「土壁」という材料名の材料よりも外側に【断熱】に指定した材料を使用している
補足
コンクリート躯体と【断熱】の間に何か材料がある場合には、全面密着していないものとして、RC造内断熱の場合の対策の要件をクリアすることはできません。
関連文書
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文書情報

製品カテゴリ: SAVEシリーズ 最終更新日: 2016-07-08
バージョン: SAVE-住宅 Ver.3.5,SAVE-住宅 Ver.3,
文書番号: SAVE00105
分類: 操作・入力


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