Windows8以降のOSでファイルをダブルクリックしてもDRA-CADが起動しない、またはファイルが開かない

Windows8以降のOSでファイルをダブルクリックしてもDRA-CADが起動しない、またはファイルが開かない　［文書番号 : DRA00966］

概要
Windows8以降(Windows8/Windows8.1/Windows10)のOSでファイルをダブルクリックしてもDRA-CADは起動しない、またはファイルが開かない場合がございます。その場合の原因および対処方法をご説明いたします。

現象

DRA-CADに関連付けされているファイル(初期値はMPS/MPZ/MPX/DPJ)をダブルクリックしても

一瞬スプラッシュウインドウが表示されるものの、DRA-CADが起動しない
(タスクマネージャーで確認するとプロセスにはある)
ファイルが開かないままDRA-CADだけが起動する

などの現象になる場合がございます。

原因

Windows8以降はOSの機能でファイルの関連付けを変更してしまうとプログラムからは変更することができません。
[Windows 8 でプログラムからファイルの種類とプロトコルの関連付けができない]
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/2846141

よって、一度でもOSの機能でファイルの関連付けを変更してしまうと上書きセットアップやレジストリ編集ツールによる関連付けの変更は出来なくなります。

対処方法

以下の手順でファイルの関連付けを変更します。

まず、OSの情報をDRA-CADのレジストリ編集ツールから操作できるようにします。

MPS/MPZファイルを右クリックし、メニューを表示させます。
[プログラムから開く]を選択し、[既定のプログラムの選択]をクリックしてください。
「このファイルを開く方法を選んでください。」と表示されますので、DRA-CADを選択します。
※もし、選択肢に表示されない場合は[その他のオプション]を選択し、その中からDRA-CADを選択してください。
DRA-CADが起動しファイルが開きます。起動後、終了させます。

次にDRA-CADのレジストリ編集ツールから操作して、情報を書き換えます。

レジストリ編集ツールを起動します。
「関連付けを行う拡張子」のMPS/MPZのチェックボックスのみをOFFにして、[関連付けを設定する]ボタンをクリックします。これにより、関連付け情報が初期化されます。
レジストリ編集ツールを終了します。
ファイルの関連付けが初期化されて、アイコンが関連付けのない状態になっていることを確認します。
パソコンを再起動します。
再度レジストリ編集ツールを起動し、「関連付けを行う拡張子」のMPS/MPZのチェックボックスのみをONにして、[関連付けを設定する]ボタンをクリックします。これにより、アイコンがDRA-CADのアイコンに変わります。
MPS/MPZファイルをダブルクリックして、DRA-CADでMPS/MPZファイルが読み込めるかどうかご確認ください。

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