PAL計算の計算対象について [文書番号 : SAVE00055]

概要
PAL値を計算するためには、建物外皮から流出入する年間積算熱量と外界の影響を受けると考えられる屋内空間の床面積を求めます。
 建物外皮とは、建物内部と外部を区画する屋根、床、外壁であって、その外部では外気が自由に流通する外壁をいいます。したがって、外壁でも地中壁のように土に接する地下階や基礎床版は空調されている部分であっても外皮とは考えません。
解説
建築物のうちで、その外壁の中心線から5m以内の屋内部分及び最上階その他外気に面する部分が計算対象です。

【計算対象となる外皮】
●地盤階が異なったり、大きなドライエリアやサンク・ガーデンなどに面した地下壁
→ドライエリア・地下外気室を入力します。
●高床式あるいはピロティなどで自由に流通する外気に面する床
●大量の機械換気を行っている地下駐車場の上階床

【計算対象とならない外皮】
●非空調室の塔屋
●地下階( 空調・非空調にかかわらず計算対象外です。)
●用途が工場等の場合( 判断基準が定められていないため、評価しません。)
関連文書
SAVE00016 盛土、ドライエリア
SAVE00025 「計算除外」の便利な使い方



文書情報

製品カテゴリ: SAVEシリーズ 最終更新日: 2013-03-25
バージョン: SAVE-建築 Ver.2,SAVE-建築 Ver.1,SAVE-PAL(PAL計算)[Ver.2.x],
文書番号: SAVE00055
分類:


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