斜め壁が取り付く場合の柱頭柱脚接合部の計算 [文書番号 : HST00114]

概要
斜め壁が取り付く場合、柱頭柱脚接合部の許容応力度計算では、斜め壁の回転による柱軸力を考慮します。
N値計算法では、斜め壁の耐力壁倍率に応じたN値を考慮します。
質問
柱に斜め方向から耐力壁が取り付く場合、柱頭柱脚接合部の計算では、どのように考慮されますか。
回答
斜め壁が取り付く場合、柱頭柱脚接合部の許容応力度計算では、各方向の柱軸力に斜め壁の回転による柱軸力を加算します。

N値計算法(ただし2階建て以下)では、斜め壁の耐力壁倍率に応じたN値を下表から求め、X・Y方向のN値と比較して大きい方を当該柱のN値とします。

補足
斜め壁が取り付く柱は、出隅の柱として計算します。
参考
操作・概要編マニュアル([ヘルプ]メニューの[操作概要])
 P4-28「水平力による軸力の算定」
 P4-43「N値計算法(ただし2階建て以下)」
 P4-43「許容応力度計算(N値計算法に準拠した方法)」
 (Ver.7では
  P4-27「水平力による軸力の算定」
  P4-41「N値計算法(ただし2階建て以下)」
  P4-41「N値計算法の原理にもとづく方法(許容応力度計算)」)
 (Ver.6では
  P4-27「水平力による軸力の算定」
  P4-36「N値計算法(ただし2階建て以下)」
  P4-36「N値計算法の原理にもとづく方法(許容応力度計算)」)



文書情報

製品カテゴリ: HOUSE-ST1 最終更新日: 2020-11-02
バージョン: HOUSE-ST1[Ver.8x],HOUSE-ST1[Ver.7x],HOUSE-ST1[Ver.6x],
文書番号: HST00114
分類: 計算方法


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