保有水平耐力計算における根巻き柱脚の曲げ耐力 [文書番号 : BUS00748]

概要
計算方法を説明します。
質問
BUS-5Ver.1概要編(2007.8暫定版)に記載がありませんが、
保有水平耐力計算において根巻き柱脚の曲げ耐力は
どのように求めていますか。
回答
データベース番号6.0.0.6現在下記の様になっています。

MSモデルの場合
 BUS-5Ver.1概要編(2007.8暫定版)P157
 図4.142のコンクリートの軸バネ
 根巻きの主筋の軸バネ
 中央位置にベースプレート下面の面積分の軸バネ
 によって完全塑性理論で中立軸を変化させMu-Nuインタラクションを
 求めています。
 中央位置にベースプレート下面の面積分の軸バネを
 配置しているのは、コンクリートをMuに寄与させないで
 0.9at・σy・dに近づけるためです。

M-Nモデルの場合
 SRC規準'01
 付表E1 正方形の中空を有する長方形断面のcNu、cMu
 付表B2 対称配筋のmMu
 により (106)~(108)式でMu-Nuインタラクションを
 求めています。
 「2007年版建築物の構造関係技術解説書」P605  (付1.2-41)式  0.9at・σy・dとするにはには
 M-Nモデルで
 [許容応力度等(&Q)][保有計算-モデル化(&N)][柱、壁のM-N関係直接入力(&M)](UPRレコード)で
 M-N関係を直接指定していただくほかは現状では方法がございません。
 登録されたM-N関係番号は
 [保有水平耐力][部材耐力][部材耐力の直接入力](UDG,UDC,UDW,UDBレコード)
 の「柱」タブで配置していただくことになります。




文書情報

製品カテゴリ: BUS-6/5 / 基礎構造 / COST 最終更新日: 2012-03-23
バージョン: BUS-5[ver1.x],
文書番号: BUS00748
分類:


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