ダミー階の典型的な使用方法について教えてください。 [文書番号 : BUS00746]

概要
ダミー階の指定(BLMレコード)や構造計算の階の区分(BLCレコード)の使用例を紹介します。
質問
ダミー階の典型的な使用方法について教えてください。
回答
下図の例でご説明いたします。 [ウィンドウ][フレーム図の表示]で
4F層をダミー階に設定していただき、
[構造計算共通条件(&G)][共通計算条件(&C)][構造計算用階の区分(&C)](BLCレコード)の
4F層の階の区分を3Fにしていただきますと、
「A-3.6 剛性率」「A-3.7 偏心率」
「U-5.3 水平せん断力係数(Ds算定時)」~「U-5.6.1 保有水平耐力判定表」の出力が
1F階と2F階のみとなります。2F階の剛性率の計算は2F層~4F層の層間変形角でおこないます。
使用する階高は「1.1.1 建物概要」の「ダミー階を考慮した意匠階高 (cm)」で出力されます。
応力解析モデル等その他の計算はダミー階がない場合と同じです。
また、ルート判別上もあくまでも3階扱いでございますので2階建てと扱いたい場合は、
確認審査の際にその旨、ご説明いただくことになります。

補足
この場合、テキスト形式入力の場合下記になります。
BLM / 1, 3, 3, 0
BLC /2F,3F,3F
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文書情報

製品カテゴリ: BUS-6/5 / 基礎構造 / COST 最終更新日: 2012-03-23
バージョン: BUS-5[ver1.x],
文書番号: BUS00746
分類: 操作・入力


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