構造モデラーシリーズは意匠モデルから構造モデルを自動生成しています。
構造スパンについても意匠スパン長に対する『寄り寸法』の指定や、『通り心と構造心間距離』の指定により柱心から構造心を自動計算しています。
そのため、構造スパンの直接入力を設けていません。
意匠モデルと構造モデルでスパン長を共通とする場合は
構造モデル化条件から構造スパンの設定方法で『意匠スパンと同じ』を選択してください。
【操作】
[上部計算]→[計算条件]→[計算条件]→[構造モデル化条件]より
構造スパンの設定方法で『意匠スパンと同じ』を選択します。
『スパン長』を変更する方法
リボンメニューから一括変更できます。
【操作】
[プロジェクト]→[基本データ]→[プロジェクト概要]→タブ:建物概要 より
[通り心名称 スパン長]アイコンを選択し変更します。
【出力】
入力データ書
項目:I-1.1.3 スパン (計算に用いた構造スパン長を確認できます。)
項目:I-2.1.1 モデル化条件 (構造スパン長の計算条件を確認できます。)
【注意】
1)上記の利用方法では意匠スパンとして構造スパンを入力することになります。
他方で、一部のスパンで意匠スパンと構造スパンが異なる場合は本来の意匠スパンは入力できないことになります。
そのような場合は、後述の「参考」をご確認頂き『意匠スパン長、通り心と構造心間距離から計算』の指定をご検討ください。
2)『意匠スパンと同じ』とした場合は、『柱の寄り寸法』の指定値は構造スパンには考慮されません。
ただし、入力画面や入力データ書、構造計算書の描画には考慮されます。