実日影計算で等時間を計算したい [文書番号 : LABS00056]

概要
実日影計算で等時間を計算する方法の解説です
解説
実日影計算では傾斜地盤に対する時刻日影も計算できるようになっています(Ver2.0以降)。
傾斜地盤ではその面に対して日中ずっと(8時から4時まで(9時から3時まで))日が当たっているとは限りません。
午前中しか日が当たらない、あるいは2時以降は日が当たらないというように、日中を通して日照がなかった場合の等時間の考え方が決まっていないので、あえて等時間計算機能はつけていません。
また、実日影図は申請書類としては必要なく、近隣説明などに使用してもらうためのものですので、時刻日影図だけで充分ではないかとの考え方もあって等時間計算機能はつけていません。
対処方法
どうしても地盤面での等時間図を作成したい場合は、傾斜地でなければ(高低さのみ)、用途地域の測定面の高さで対応してください。
地盤が入力されていると(隣地が敷地より高い場合)、ソフトが自動的に緩和を計算してしまいますので、地盤は入力せずに、地盤の代わりに、地盤の境界線に用途地域境界線を入力します。
それぞれの地盤の用途地域種別は同じでかまいませんので、地盤ごとの測定線の高さに地盤の高さを入力します。
そして通常の日影計算を行ってください。



関連文書
LABS00008 実日影図の計算方法



文書情報

製品カテゴリ: LAB-S シリーズ 最終更新日: 2002-05-17
バージョン: LAB-S1[ver.1.x],
文書番号: LABS00056
分類:


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