枠付き増設ブレースの自重計算時に枠材と躯体の間のグラウト材の重量は考慮されますか ? [文書番号 : DOCR00896]

概要
グラウト材の重量は考慮されません。考慮される場合は追加重量等で加算下さい。
回答
枠材と柱、はりの間のグラウト材(モルタル)は重量に加算していません。
また、スタット、アンカー等の接合部の重量も考慮していません。
考慮される場合は追加重量等で別途に加算して下さい。

【操作】
[構造計算共通条件]→[特殊荷重]→[追加重量]より
 節点毎に固定荷重(WDL)の重量を指定し[配置]します。



詳細
枠付き増設ブレースに関連する重量拾いについてご案内いたします。


枠材
 枠材はブレ―ス主材の鉄骨と同寸法を考慮します。
 柱・はりの4面に配置されているものとし全部材長を重量計算に考慮します。
 躯体の内法長さから全長をもとめます。
 開口や通路等で下面の枠ばりが途切れる場合については考慮できません。



ブレ―ス主材の鉄骨
 架構造の内側に配置するものとして全部材長を計算します。


補剛材
 ブレ―ス主材と同寸法を考慮します。
 接合部等の鉄骨重量の割増率等の指定は設けていません。
 耐火被覆重量(N/m)や仕上重量(N/m2)に含み調整をお願いします。


枠付きブレースの仕上重量(N/m2)
 枠付きブレースを壁面と見立て面積(m2)を計算しています。
 柱内法寸法に下層梁上端から上層梁下端までの高さを乗じ面積を求めています。


枠付きブレース耐火被覆重量(N/m)
 枠部を含めブレース材の全部材長に対して考慮します。




文書情報

製品カテゴリ: DOC-RC/SRC 最終更新日: 2022-08-05
バージョン: DOC-RC/SRC[All],
文書番号: DOCR00896
分類: 計算方法


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