準処している基準はありません。
せん断力が作用した場合に壁の応力として45度方向に引張力がかかるため
長方形に包絡しても応力のかかる範囲として45度の部分は含まれないと考えてこのようなモデルを用意しています。
45度で包絡すると開口周比は小さくなりますが、上下のはり、左右の柱で剛域が異なりますのでご注意ください。
【操作】共通条件
[構造計算共通条件]→[モデル化]→[モデル化条件]→〔開口壁〕タブ より
『開口包絡の方法』で下記のいずれかを指定できます。
・「45゜で隅切り」
・「隅切りしない」(省略値)
【操作】個別指定
[基本データ入力]→[壁]→[部材形状の入力]→〔壁形状2の壁開口(RC、SRC)〕タブ より
『開口包絡の方法』で下記のいずれかを指定できます。
・「自動」:(省略値:[モデル化条件-開口壁]の「開口包絡の方法」の入力値)
・「45度で隅切り」
・「長方形」
※個別指定は[基本データ入力]→[基本データ]→[データ入力条件]壁の入力:「壁形状2」を選択した場合のみ有効となります。
※共通条件より個別指定を優先します。