「開く」コマンドで前回開いたフォルダでなくドキュメントが開かれる。 [文書番号 : DRA00973]

概要
「開く」コマンドで前回開いたフォルダが、ネットワークのフォルダの場合、ドキュメントフォルダが開かれます。
「開く」コマンドで、前回開いたネットワークのフォルダを開く方法について解説します。
質問
「開く」コマンドでネットワークのフォルダを開き、DRA-CADを再起動し「開く」コマンドを実行すると、
前回開いたネットワークのフォルダではなく、ドキュメントフォルダになってしまいます。
ネットワークのフォルダを開くことは可能でしょうか?
回答
DRA-CAD13シリーズ以降は、
レジストリを書き換えることで、再起動時もネットワークのフォルダを開くことができます。
下記の方法でレジストリを書き換えてください。
  1. DRA-CADが起動していないことを確認します。起動していたら終了してください。
  2. Windowsの「スタートメニュー」の「ファイル名を指定して実行」をクリックします。
  3. 名前のところに「REGEDIT」と入力し[OK]ボタンを押します。
  4. ユーザーアカウント制御のメッセージが表示されたら「はい」や「許可」で進みます。
  5. レジストリエディタというソフトが起動します。
  6. HKEY_CURRENT_USER」をダブルクリックします。
  7. 開いた中の「Software」をダブルクリックします。
  8. 開いた中の「KozoSystem」をダブルクリックします。
  9. 開いた中の「DRA-CADXX」をダブルクリックします。
    ※「XX」の箇所はお使いのDRA-CADのバージョンに読み替えてください。
  10. 開いた中の「General」上で右クリックし、「新規」→「DWORD(32ビット)値」を選択します。
  11. 右側に、新規値という名前が1つ追加されますので、その上で右クリックし、名前の変更を実行します。
  12. 名前を「bChangeDriveFixed」と入力します。
  13. bChangeDriveFixed」をダブルクリックし、値の数値を入力します。
  14. [値のデータ]を0に変更します。(0になっていればそのままでOKです。)
  15. [OK]ボタンをクリックして、レジストリエディタも終了します。
補足
DRA-CAD13シリーズより、起動や特定コマンドの実行がとても遅くなる環境があるため、再起動時にネットワークのフォルダは開かないようになりました。



文書情報

製品カテゴリ: DRA-CAD 最終更新日: 2017-08-31
バージョン: DRA-CAD[All],
文書番号: DRA00973 バージョンの制限: DRA-CAD13シリーズ以降
分類:


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