測定面が0m(=GL)の日影図を作成したい [文書番号 : LABS00082]

概要
測定面が0m(=GL)の日影図を作成したいのですが、どのように設定したらよいでしょうか。
質問
測定面が0m(=GL)の日影図を作成したいのですが、どのように設定したらよいでしょうか。
回答
実日影を計算する時は、メニューバー「入力」→「実地形」コマンドを使って実際の地面の高さを入力してください。

敷地と時刻日影の影が落ちる範囲の高さがすべて0mの場合は、
[作業平面高さ]を0mにして領域を敷地よりも大きくして入力してください。

もし、隣地などに高さが違う所がある場合は、
範囲を区切って入力し、それぞれの[作業平面高さ]の所に地面の高さを入力します。

また、地面に傾斜がある場合は、
「入力」→「実地形」→「座標値入力」でX/Y/Z座標を指定して入力するか、
「実地形」を「矩形入力」「多角形入力」で入力後に「形状編集」を実行して『面の傾き固定』のチェックをOFFにし、実地形のZ座標を変更してください。
注意
  • 「日影計算」のダイアログ内[平均地盤面]に数値を入れても、「実地形」が入力してある場合は実地形の面に日影線が描かれます。
  • 「実地形」が表示された状態で日影計算を行うと、「用途地域設定」で指定された測定面高さを無視し、「実地形」の高さへ日影を描きます。
  • 「実地形」入力時に未使用のレイヤ番号を指定しておき、そのレイヤを非表示にする事で「用途地域設定」で指定された測定面高さの日影計算ができます。
  • ただし、1つのデータファイルに、測定面高さの異なる日影計算結果を複数保持する事ができませんので、レイヤの表示/非表示を切り替えた場合、再度、日影計算を行っていただく事になります。
  • 補足
    実地形を作成しない方法としては、
    「用途地域設定」の【日影規制種別】欄で「設定名:制限なし」(測定面高さ0m)に設定しても、
    測定面が0m(=GL)の日影図を作成する事ができます。



    文書情報

    製品カテゴリ: LAB-S シリーズ 最終更新日: 2015-05-07
    バージョン: LAB-SS[Ver.3.x],LAB-SS[Ver.2.x],
    文書番号: LABS00082
    分類:


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