「環境設定」コマンドの[表示]タブにある【描画方法】がDirectXになっていると、パソコンによっては、全図形表示や拡大表示がうまくできなかったり、パンニングした時に残像が残るなど、正常に表示されません。

OSがWindows7やWindows Vistaの場合、DRA-CADショートカットアイコンのプロパティで設定を変更して表示をご確認ください。

※操作の前にDRA-CADなどソフトウェアを全部終了しておきます。

1. Windowsの「スタート」ボタンをクリックし、「すべてのプログラム」→メニュー内の「DRA-CAD11」フォルダをクリック。
2. 「DRA-CAD11]のアイコンを右クリックしてメニューを出し、「プロパティ」をクリック。
   デスクトップ等にショートカットアイコンを作成していた場合は、そのアイコン上で右クリックしてメニューを出し、「プロパティ」をクリック。
3. 「DRA-CAD11のプロパティ」ダイアログが表示されるので、[互換性]タブをクリック。
4. 【設定】の項目内にある『デスクトップコンポジションを無効にする』というチェックボックスをONにする。
5. 右下の「適用」ボタンをクリック。
6. OKボタンでダイアログを閉じる。

操作後に、DRA-CADを起動して画面表示をご確認ください。

上記の対応以外にも、Windowsの設定を変更する方法がございます。

※操作の前にDRA-CADなどソフトウェアを全部終了しておきます。

1. Windowsの「スタート」ボタンをクリックし、メニュー内の「コンピュータ」を右クリックして「プロパティ」を選ぶ。


2. 「コンピュータの基本的な情報の表示」が表示されるので、左側[タスク]欄の「システムの詳細設定」を選ぶ。
3. ユーザーアカウント制御のメッセージが出たら「続行」をクリックする。
4. 「システムのプロパティ」ダイアログが出るので、「詳細設定」タブを選ぶ。
5. 「パフォーマンス」の囲みの中の「設定」ボタンを押す。
6. 「パフォーマンスオプション」が表示されるので、「視覚効果」タブを選ぶ。
7. ラジオボタンの[カスタム]を選ぶ。
8. チェックボックスが並んだ中から、「デスクトップコンポジションを有効にする」のチェックをOFFにする。
9. ダイアログ下部の「適用」ボタンをクリックし、OKボタンでダイアログを閉じる。

操作後に、DRA-CADを起動して画面表示をご確認ください。

改善しない場合は、上の操作で「7.ラジオボタンの[カスタム]を選ぶ。」を[パフォーマンスを優先する]に変更して下さい。
全てのチェックボックスがOFFになります。
その状態で画面表示をご確認ください。

上記設定変更を行うと、Windows Aero(ウィンドウズ　エアロ)の機能や視覚効果の利用が制限されます。
あらかじめご了承ください。

参考:
Windows Aero とは(Windows Vista)
http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows-vista/What-is-Windows-Aero
Aero デスクトップ エクスペリエンスとは(Windows 7)
http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows7/What-is-the-Aero-desktop-experience