一般的には、断熱層がある部位を熱的境界と考えます。
断熱層には以下の部位があります。
•天井(または屋根)※断熱工法によって異なります。※天井断熱の場合、屋根部のモデリングは不要
•外壁
•窓
•床(床は断熱工法により基礎断熱等さらに細かく分類されます)※床断熱の場合、基礎部のモデリングは不要
断熱層の連続において重要なポイントは断熱対象部位の取り合い部です。
断熱層の欠損部分(熱橋)ができるだけ生じない様なひと筆書きを意識した 断熱計画を事前に行ってください。
なお、工法上仕方なく欠損部が生じた場合は、断熱補強を行ってください。
連続的な断熱層と断熱補強によって建物の断熱性能は向上します。
