RC造小ばりの算定鉄筋本数と検定鉄筋本数による判定結果 [文書番号 : KTS00005]

概要
算定鉄筋本数より、検定鉄筋本数の方が少なくなる理由を説明します。
質問
算定計算で求まった鉄筋本数よりも少ない鉄筋本数で、検定計算結果でOKがでますが何故ですか
回答
算定計算の場合ですが、算定で求まるPt(引張鉄筋比)が、 小さな値となっている場合は、γ(複筋比)を0.0として算定しております。
このことから、引張側だけ考慮した形で鉄筋本数を算定しております。
その後に、圧縮側の鉄筋はRC規準1999の13条の計算外の規定で、 引張側の断面積の0.4倍以上ととありますので、γを0.4として求めております。

検定計算の場合は、入力されている鉄筋の上端下端の鉄筋のバランスより 中立軸比や許容曲げモーメントを求めていますので、 算定計算で求まった本数より少なくて、 存在応力より許容曲げモーメントが満たしているため OKになっております。




文書情報

製品カテゴリ: KT-SUB 最終更新日: 2009-06-04
バージョン: KT-SUB[Ver.1x],
文書番号: KTS00005
分類: 計算方法


kozoStation オンライン販売 ソフトウェアのご購入は、オンライン販売からご購入ができます。オンライン販売では、10%OFFでご購入ができます。