突然DRA-CADが終了してしまい、作図中の図面が消えてしまった(DRA-CAD11シリーズ以降) [文書番号 : DRA00874]

概要
DRA-CAD11シリーズから、DRA-CADが突然終了してしまった時に、作図途中の図面ファイルを自動的に保護し、再起動時に開く機能が付きました。その操作について説明しています。
現象
図面編集中、突然プログラムを終了するメッセージが出てDRA-CADが終了してしまった。
操作
DRA-CAD11/DRA-CAD11 LEから、予期しない強制終了が起こった時に作図中のデータを自動保存し、再起動時に読み込む機能が追加されました。
編集中にDRA-CADが強制終了すると、下記のメッセージダイアログが表示されます。



[データを復元して再起動]ボタン:
ファイルを復元してプログラムを再起動します。
作図していた図面ファイルを読み込むときは[再起動]ボタンを選択して下さい。
※こちらのボタンを押すことをお勧めいたします。

[終了]ボタン:
ファイルを破棄してプログラムを終了します。保護した図面ファイルは復元されません。

※ただし、エラーの内容(例えばオプションコマンドのコマンド内部エラーなど)によっては、データ保護が行えない場合もあります。
※データ保護が行えなかった場合は、上記のようなダイアログが表示されません。
※また、復元時において、OLEオブジェクトは復元されません。

復元に成功すると、作図していたファイルが表示されます。
ファイル名の後ろには[復元されたファイル]という文字が追加されます。
確認後、「名前を付けて保存」コマンドで速やかに保存することをお勧めいたします。
補足
DRA-CAD10シリーズ以前には、データの保護機能がありません。
「環境設定」コマンドの[保存]タブに『時間が来たら自動保存』という設定があり、初期状態では編集開始時から30分間隔で図面ファイルを自動保存するようになっています。
自動保存されたファイルを開いてご確認ください。
関連文書
DRA00406 バックアップファイルと自動保存



文書情報

製品カテゴリ: DRA-CAD 最終更新日: 2013-02-21
バージョン: DRA-CAD11LE,DRA-CAD11,
文書番号: DRA00874 バージョンの制限: ver.11.0.1.0以降
分類:


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