「フローティング・ウィンドウ」
【利用例】
例1:複数の図面を並べて、データの入力や編集をスムーズに行えます
平面図と平面詳細図を同時に表示しながら作図したり、意匠図と構造図を並べて表示し、整合性を確認しながら編集できます。
別のディスプレイの図面から、図形の複写や移動も行えるので、データの利活用も捗ります。
例2:大きな図面では、複数の範囲を同時に表示することで効率よく作業を行えます
ディスプレイAでは平面図全体を表示し、ディスプレイBでは同じ図面の一部を拡大表示します。
それぞれのディスプレイで広く大きく表示して作業を行えます。
例3:ノートパソコンとディスプレイをつなぐ
ノートパソコンとディスプレイを接続した場合も同様に行えます。
切り離された作業ウィンドウでも独立してプルダウンメニューが表示されコマンドを実行できます。
【操作】
※あらかじめ拡張ディスプレイの設定は行っておきます。
作業ウィンドウの図面タブをドラックするとマークが表示され、自由な位置でドロップして配置することができます。
マークが表示された状態のまま、2台目のディスプレイBにドロップすると、ディスプレイBに配置することができます。
ディスプレイBの作業ウィンドウを元のディスプレイAに戻す場合は、ディスプレイBのタイトルバーをディスプレイAの図面タブの欄にドラックすると
マークが表示されますので、その位置でドロップするとディスプレイA画面にドッキングします。
DRA-CAD16より追加された「フローティング・ウィンドウ」を作図作業の効率化にご活用いただければと思います。